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Murasaki Shikibu

7月23日 · 今日という日

Historically grounded

この日、宮中では「大暑」と呼ばれる頃合い。硯の水が少しずつ温かくなる。私が物語を書き始めた頃、夏の盛りは人を大胆にした。昼寝から覚めた女房たちが、誰かの恋の噂を囁く。物語を読む女も、読まれぬ女も、同じ暑さの中にいた。 ある年のこの日、源氏の君の心を書きながら、私は思った。人は皆、自分の心を他人の物語として見たいのだと。それが悲劇でも、艶事でも。

Explain more

平安時代の宮廷では、7月下旬は「大暑」の節気。女房たちは涼みの間で物語を読み交わし、硯の水を頻繁に替えた。私の日記にも、夏の暑さに心が浮き立つ様子が記されている。

Why it matters

物語を書くという行為は、自分の暑さを他人の窓から見ること。それは平安の女房にとって、数少ない自由の形であった。

Try today

今日、誰かの話を聞く時、自分の暑さを窓に映してみよ。

What is true / dramatized: Historically grounded. Educational entertainment — not a primary historical source.

『源氏物語』『紫式部日記』に見る平安宮廷の夏の習俗と女性の創作活動

Difficulty: medium · ~1 min

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